【全日本期間中・相談窓口開設】 第2回 スポーツ栄養・食事相談
JTTAスポーツ医科学委員会では、2016年1月に開催される全日本選手権大会の会場ロビーにおいて以下の内容の相談窓口を開設いたします。日頃皆さんが疑問に思っていること困っていることに対して専門家が直接回答いたします。
2015年 12月 18日
指導者 各位
公益財団法人 日本卓球協会
スポーツ医・科学委員会
ドーピングコントロール委員会
委員長 松尾 史朗
全日本選手権大会の期間中、JTTAスポーツ医科学委員会では
相談窓口を開設し、皆様の質問にお答えいたします。
JTTAスポーツ医科学委員会では、2016年1月に開催される全日本選手権大会の会場ロビーにおいて以下の内容の相談窓口を開設いたします。日頃皆さんが疑問に思っていること困っていることに対して専門家が直接回答いたします。また、本年は貧血の指標であるヘモグロビンを測定する装置を設置いたします。従来は血液検査でなければわからなかった数値が装置に指をのせるだけで分かります。試合の合間などの空き時間を見つけて遠慮なくお越し下さい。
3週にわたって開設する相談ブースの内容を紹介致します。
2回目は「スポーツ栄養・食事相談」です。
日本卓球協会 スポーツ・医科学委員会
委員 木村 典代、安達 瑞保
【 第2回 スポーツ栄養・食事相談 】
1. 相談窓口の概要
担当者:日本卓球協会のスポーツ医・科学委員会に所属する管理栄養士と全国で活躍する公認スポーツ栄養士が皆さんの質問にお答えいたします。
相談:競技力を向上させるための食事戦略の方法・元気に卓球を続けるための食事の方法について、ブースに来られた方に合う食事法を一緒に考え、アドバイス致します。
展示物:日本卓球協会・スポーツ医科学委員会で作成したスポーツ栄養カルタの展示とカルタPDFのご案内、全国の選手指導者講習で用いている栄養・食事カードなどの展示を行います。
配布物:試合当日に使える食べ方戦略表や日々の食生活で役立つ卓球選手のためのランチョンマットの配布なども行う予定です。
測定機器:従来は血液検査を行わねばわからなかった貧血の指標、ヘモグロビンが指をのせてスタートボタンを押すだけで、40秒間で測定できます。
2.食事もトレーニングのひとつです。このチャンスに自分の食生活を見直しましょう!
ライバルと一歩差がつく食事を続けることで、強い身体・勝てる身体を獲得することができます。競技者のみなさんはもちろんですが、それを支えるサポートスタッフ、ご家族のみなさんも相談コーナーを大いにご活用ください。
また、いつまでも健康な身体で卓球を続けるためには日々の食生活がとても大切です。最近少し、お腹周りが気になり出した方や血圧・血糖値・血中脂質の値が気になっている方も是非、ブースにお越し下さい。
全国で活躍する管理栄養士が皆さんの疑問や心配に寄り添います。大会期間中は、個人でもチームでも相談を受け付けております。
ご相談内容の例としては、、、
「もっと体を大きくしたい!」
「もっとスタミナをつけたい!」
「貧血を改善したい!」
「補食の取り方がわからない・・・」
「夜の練習と夕食の時間のタイミングがわからない・・・」
「試合の日の食事の取り方を知りたい!」
「アレルギーがあって困っている!」
「最近太ってしまった!!」
「健康診断の結果が悪化していて心配・・・」
「練習中の飲み物は何がよいのか?」
「食が細いのでもっと食べて欲しい!」
「どのような料理を作ればいいかわからない・・・」
「食意識を変えるためのテクニックとは?」
食と栄養と体に関わることであれば、どのような相談でもお受けします。
まずは、ブースをのぞきに来て下さい!
食育ランチョンマット
スポーツ栄養カルタ
ヘモグロビン測定装置
体力、持久力が無いと感じている選手(特に女子選手)に是非来ていただき、利用していただきたい装置です。貧血が持久力のなさの原因かもしれません。若し貧血が見つかったら、その改善のために有効な食事について丁寧に説明します。
【参考】オリンピック強化選手の調査(1989年)
男子358名、女子120名のうち、それぞれ7.5%、22.5%に貧血が認められました。もちろん現在は十分に管理、治療されています。