【全日本期間中・相談窓口開設】 第2回 卓球選手と指導者、愛好家のためのスポーツ傷害相談
JTTAスポーツ医科学委員会では、2016年1月中旬に開催される全日本選手権大会の会場ロビーにおいて以下の内容の相談窓口を開設いたします。日頃皆さんが疑問に思っていること困っていることに対して専門家が直接回答いたします。試合の合間などの空き時間を見つけて遠慮なくお越し下さい。
2015年 12月 11日
指導者 各位
公益財団法人 日本卓球協会
スポーツ医・科学委員会
ドーピングコントロール委員会
委員長 松尾 史朗
全日本選手権大会の期間中、JTTAスポーツ医科学委員会では
相談窓口を開設し、皆様の質問にお答えいたします。
JTTAスポーツ医科学委員会では、2016年1月中旬に開催される全日本選手権大会の会場ロビーにおいて以下の内容の相談窓口を開設いたします。日頃皆さんが疑問に思っていること困っていることに対して専門家が直接回答いたします。試合の合間などの空き時間を見つけて遠慮なくお越し下さい。
今週から3週にわたって開設する相談ブースの内容を紹介致します。
初回の今回は「スポーツ障害の相談」です。
日本卓球協会 スポーツ・医科学委員会
副委員長 小笠 博義
【 第2回 卓球選手と指導者、愛好家のためのスポーツ傷害相談 】
1.整形外科専門医が皆さんの相談にお答えいたします
日本卓球協会スポーツ医・科学委員会に所属する整形外科専門医が、幅広い年代層やレベルの卓球人に対して、卓球に関する様々な傷害について相談を受けます。可能な範囲で身体診察を行い、傷害内容に応じた対処法をアドバイス致します。
2.卓球練習に伴う障害は増えている
卓球は幅広い年代で手軽なスポーツとして始められますが、競技としては奥が深く、練習内容や練習時間によっては故障もあり、時にはケガもします。選手や愛好家にとって、故障は経験したくないものですが、限度を越して動作を繰り返すと身体は壊れるものです。適切な練習時間と休息は必要です。自分の身体に何らかの違和感を覚えたら、早めに指導者と相談し、医療機関で診断してもらうことも大切です。
全日本選手権は多くの選手や愛好家が観戦に訪れる大会ですので、日本卓球協会がブースを設けて、卓球人の故障やケガについての相談を受けつけます。日本の卓球競技の開始年齢は急速に低下し、技術指導優先の反復練習により、打球回数が圧倒的に多く、疲労性障害は増えています。選手だけではなく、愛好家の方々も、故障して好きな卓球が続けられなくならないように早めに対処しましょう。
図2
小学生全国大会出場者の競技開始年齢の推移
図3