平成22年度ペンホルダー選手育成のための指導者講習会のご報告
今回は、元世界チャンピオンの郭躍華氏をお招きし、講義及び実技指導を実施していただきました。
平成22年度ペンホルダー選手育成のための指導者講習会のご報告
本会はこれまでに幾多の世界チャンピオンを輩出したペンホルダー選手の伝統を継承し、育成していく方針を立てております。その施策として、全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)、JOCジュニアオリンピックカップ(カデットの部)において特別推薦枠を設けております。
今回は、元世界チャンピオンの郭躍華氏をお招きし、講義及び実技指導を実施していただきました。
特別講師:郭躍華先生
【郭躍華さんのプロフィール】
・1956年2月、中国・福建省生まれ。 右ペン裏ソフト、攻撃型。
・1972年、中学生のときにジュニア選手として初来日。この時は表ソフトであった。
その後、裏ソフトに転向する。
・1977年世界選手権バーミンガム大会に初出場、決勝で河野満選手に敗れ、男子シングルス2位。
・1979年世界選手権ピョンヤン大会決勝で、小野誠治選手に敗れ、再び2位。
・1981年世界選手権ノビサド大会男子シングルス優勝。
・1983年世界選手権東京大会男子シングルス優勝。
※1976年から1982年まで、世界選手権、アジア選手権、アジア大会、3A大会など国際大会で、郭躍華選手から団体戦でポイントをあげた日本選手はいない。
※1984年からニッタクの主催により全国各地で講習会を開催。
その後、ドイツのブンデスリーグで活躍。現在は、福建省チームの総監督を務めている。
2月5日(土)
12:00~13:00 ・受講者受付(大研修室)
13:00~13:30 ・ガイダンス
14:00~18:00 ・講習会
講習会内容
【講 義】
・卓球を始めてから現役を引退するまでの経験談
・中国代表として大会に望む心構えについて
・引退してから現在までの指導方法について考え方
【技術指導】
・幼少時代から現役引退までの練習方法
・一番多く取り入れた代表的な技術練習方法とフィジカルトレーニング
・今後の指導者へ技術継承をしたいこと
・裏面技術について
・質疑応答
18:30~20:30
・情報交換会(希望者のみ)
2月6日(日)
09:00~09:15 ・集合・移動
09:30~12:00 ・郭躍華先生へ質問
※参加者より事前に確認していた質問の内容。(申込用紙に質問内容を記載)
12:00~13:00 ・今後の指導者のあり方についてのフリーディスカッション
13:00~ ・ 解散
※ジャパントップ12観戦希望者は代々木第2体育館へ観戦
本講集会に参加された方については無料で観戦できます。
以上