JTTA指導者養成委員会


スポーツ栄養カルタ (た行)

研修合宿ではトップレベルの選手になるためには、自らのコンディショニングを管理できる『自己管理能力』を養うことが大切です。楽しみながらスポーツ栄養について学べる、食事・栄養指導のための指導教材はないだろうかと考え、作成に取り組み完成したのが『スポーツ栄養カルタ』です。

 

平成 25年 10月 25日

 

有資格者各位

公益財団法人 日本卓球協会

スポーツ医・科学委員会

委員長 松尾 史朗

管理栄養士 木村 典代

安達 瑞保

飯野 直美

渡邊 千穂

 

スポーツ栄養カルタ

【 た 行 】  『た行』印刷用 ※プリントアウトして、ご利用ください。

た ⇒ 炭酸飲料 飲みすぎ注意! 食欲不振

説明:炭酸飲料は気体が溶け込み、シュワシュワとしたのどごしが選手に大変好まれている飲み物です。また、炭酸飲料には、砂糖がたくさん入っています。炭酸飲料を飲みすぎると、満腹感が出てしまい、大事なご飯が食べられなくなります。
アドバイス:きちんと食事を食べて栄養補給ができるよう、炭酸飲料は飲む量と、飲むタイミングには注意しましょう。

ち ⇒ 小さい時から始めよう! 強い体の 基礎づくり

説明:その日の食事は、その日に使ったエネルギーを補うなど、その日1日のためだけではなく、将来の体づくりにも大切です。今日の食事はその先の血液や骨など、体の成長や体調に影響しています。
アドバイス:大人になってからでは、嫌いな食品を克服したり、食事に対する価値観を大きく変えたりすることは難しいのが現実です。小さい時から正しい食生活を心がけましょう。

つ ⇒ つくろうよ 丈夫な骨を 体を支える柱だよ

説明:家の柱のように、骨は体を支える役目をしています。柱が弱い家は、風や何かの衝撃ですぐに倒れてしまいます。骨が強くなければ、練習をして技術を磨いても、しっかりとプレーする事ができません。
アドバイス:20歳までにいかにたくさんのカルシウムを骨の中に蓄えて置けるか、1年でも長く現役でプレーするために重要なことです。小さい時から骨骨(コツコツ)と、カルシウムを蓄えておきましょう。

て ⇒ 鉄分は 酸素を運ぶ 栄養素

説明:鉄はたんぱく質とともに、ヘモグロビンを構成し、血液の中で酸素を運ぶトラックのような仕事をしています。酸素が十分に体内にいきわたらなければ、糖質も燃やしてエネルギーをつくることができません。
アドバイス:汗の中には鉄も含まれます。発汗量が多く、激しいトレーニングを行うスポーツ選手は、一般人よりも1日に必要な鉄の量が多くなります。食品から摂る鉄の量が不足しないよう、鉄の多い食品をしっかり食べましょう。

と ⇒ とっても簡単 主食・汁物・主菜・副菜・果物・乳製品 これが選手の6つのお皿

説明:6つのお皿をそろえると、合宿や試合で遠征し、ホテルのバイキングで食事をする時も、レストランで外食をする時のメニュー選びにも、コンビニで買い物をする時にもバランス良く選ぶ事ができます。
アドバイス:コンビニを利用する時は、幕の内弁当が色々なおかずが入っているのでおすすめです。果汁100%ジュースとヨーグルトを組み合わせれば6つのお皿がそろった形になります。

『た行』印刷用 ※プリントアウトして、ご利用ください。

『な行』は、次回に掲載させて頂きます。