JTTA指導者養成委員会


スポーツ栄養カルタ (な行)

研修合宿ではトップレベルの選手になるためには、自らのコンディショニングを管理できる『自己管理能力』を養うことが大切です。楽しみながらスポーツ栄養について学べる、食事・栄養指導のための指導教材はないだろうかと考え、作成に取り組み完成したのが『スポーツ栄養カルタ』です。

 

平成 25年 11月 1日

 

有資格者各位

公益財団法人 日本卓球協会

スポーツ医・科学委員会

委員長 松尾 史朗

管理栄養士 木村 典代

安達 瑞保

飯野 直美

渡邊 千穂

 

スポーツ栄養カルタ

【 な 行 】  『な行』印刷用 ※プリントアウトして、ご利用ください。

な ⇒ 納豆・がんも・豆腐・油揚げ みんな豆からできている

説明:豆・豆製品はたんぱく質が豊富な食品です。植物性の食品のため脂肪分が少なく、たんぱく質をたくさん摂りたいけれど、脂肪は増やしたくないスポーツ選手にとって、上手に利用したい食品です。
アドバイス:納豆など豆製品は、たんぱく質やカルシウム、鉄といったミネラルが豊富な食品です。青菜と油揚げで和え物を作るなど、他の食品と組み合わせて利用すると栄養価がアップします。

に ⇒ 肉・魚・卵・豆製品 たんぱく質の 補給源

説明:たんぱく質は、細胞をつくるのに必要な栄養素で、筋肉や髪の毛、骨、皮膚といった体をつくるために欠かせない、とても大切な栄養素です。
アドバイス:肉、魚、卵、豆製品はたんぱく質の補給源として主菜(メインのおかず)に利用します。ただし、脂肪も多い食品ですので、食べる量には気をつけましょう。

ぬ ⇒ 抜いた一食 疲労で感じる その影響

説明:スポーツ選手は1日に多くのエネルギーを使います。それにも関わらず食事を抜いてしまうと、エネルギー切れをおこし疲れやすくなったり、集中力がなくなったりと、競技にも影響を及ぼします。
アドバイス:食事を抜くと、それだけ補給できる栄養素が不足します。エネルギーであるガソリンや、エンジンオイルの足りない車は走ることができません。

ね ⇒ ねばり勝ち スタミナ切れては できません

説明:体力、集中力、スタミナの源となる食事をおこたっていてはねばりのプレーは生まれません。スタミナに一番関係している糖質の補給源となるごはん、パン、めん類などの主食を毎食しっかりと食べることがスタミナを持続させる秘けつです。
アドバイス:練習時間が長い日や試合が多い日は、スタミナ切れを防ぐためにこまめにエネルギー補給をするようにしましょう。

の ⇒ 残さずに 何でも食べるスポーツ選手

説明:嫌いな練習メニューをやらなければ、苦手なプレーを克服できません。同じように、嫌いな食べ物を残していては、その食べ物に含まれる栄養素はいつまでたっても摂れないままです。食べられる食品が多いほど、栄養を充実させることができます。
アドバイス:スポーツ選手は、食事もトレーニングと考え、嫌いなものを、まずは一口食べることから始めましょう。

『な行』印刷用 ※プリントアウトして、ご利用ください。

『は行』は、次回に掲載させて頂きます。