JTTA指導者養成委員会


スポーツ栄養カルタ (ま行)

研修合宿ではトップレベルの選手になるためには、自らのコンディショニングを管理できる『自己管理能力』を養うことが大切です。楽しみながらスポーツ栄養について学べる、食事・栄養指導のための指導教材はないだろうかと考え、作成に取り組み完成したのが『スポーツ栄養カルタ』です。

 

平成25年11月15日

 

有資格者各位

公益財団法人 日本卓球協会

スポーツ医・科学委員会

委員長 松尾 史朗

管理栄養士 木村 典代

安達 瑞保

飯野 直美

渡邊 千穂

 

スポーツ栄養カルタ

【 ま 行 】  『ま行』印刷用 ※プリントアウトして、ご利用ください。

ま ⇒ 負けないで 食事の前の 甘い誘惑

説明:食事の前にお菓子や炭酸飲料を飲むと、食欲が満たされてしまい、選手にとって大切なご飯など、食事を食べる量が少なくなります。お菓子だけでは、お腹は満たされても体を作る材料は不足しているままです。
アドバイス:“もう少しで食事”というタイミングで、どうしてもお腹がすいている場合は、甘いものを控え、おにぎり、肉まん、牛乳、ヨーグルトなど体をつくる材料が補えるような補食を利用しましょう。

み ⇒ ミネラルは エンジンオイル  体の調子を ととのえる

説明:体には、カルシウムや鉄のほか、たくさんのミネラル類があります。骨や血液をつくるための材料であるだけではなく、ガソリンを効率よく燃焼させるエンジンオイルのように体調を整える働きもあります。
アドバイス:コンディションを整えるために欠かすことのできません。肉や魚だけではなく、豆製品(豆腐や納豆)、野菜、海藻類など、たくさんの食品を食べるようにしましょう。

む ⇒ 無敵の王者の3要素 食事、 練習、疲労回復

説明:強い選手はたくさん練習をしています。たくさん練習し、その成果を発揮するためには、食事をしっかり摂ることと、疲労回復のためにも睡眠時間を確保することも重要です。
アドバイス:体が疲れている時、寝るだけでは疲れがとれません。疲労回復のため、体調を整える栄養が必要です。強い選手は試合の前だけではなく、日々の食生活や疲労回復を大切にしています。

め ⇒ メキメキと 強くなるには 自己管理!

説明:強い選手は、いつ、何を、どれくらい食べたら良いのか、自分の体調をよく把握しています。食事に対する正しい知識を持って試合や練習に備え、食事が用意されていなくても、コンビニなどを利用する時も、補食を用意することも、自分で考え必要な食事を整えられるようにしましょう。
アドバイス:食事だけでなく、睡眠やトレーニングなど、コンディショニングに関わる全てにおいて、自己管理のできる強い選手になりましょう。

も ⇒ もう一皿! フルーツそえて  ビタミン補給

説明:フルーツはビタミンやミネラルが豊富です。スポーツ選手は一般人よりもビタミン、ミネラルを多く必要とし、6つのお皿の1つとして欠かせません。フルーツに多いビタミンCは、疲労回復、風邪予防や免疫力向上に効果があります。
アドバイス:季節的に高値の時や外食などで生のフルーツが用意できない時は、果汁100%ジュースなどを上手に利用しましょう。

『ま行』印刷用 ※プリントアウトして、ご利用ください。

『や行・わ』は、次回に掲載させて頂きます。